SAPIX(サピックス)高校受験に向けて今すべきこと~小学生のためのSAPIXメソッド~
《高校入試の概要》
都県立→日比谷、西、戸山等が有名
高校入試のみの学校→人間関係など楽
中学入試+高校入試の学校→優秀な人が多く刺激が多い
推薦入試→学力試験は少なく、あっても比重が低い
私立でも5科目のところもある→開成や渋幕など
《高校入試を取り巻く環境》
首都圏の私立に学生が集まりすぎなので、定員が減らされている。
英語では自分の意見を英文で書く問題が出ている。
2021年度より都立でスピーキングテストが導入。
《SAPIXの学習法》
思考力と表現力が求められる。
予習なし。
はじめての内容に対応できる力をつけるため。
テキストは教師が作成。
どんどんバージョンアップしていく。
〈英語〉
演習長め。授業の中で、疑問をクリアにできる。
小学生は音声多用。まだ耳がよいから、英語に慣れるため。
学習指導要領では高3までに必要な単語が3000語だったのが5000語へ。(英字新聞の8割がわかるレベル)
サピでは中3までに5000語目標。
最近は問題文も英語になってきている。
my ET→発音を直してくれる。テキストと連動した内容。
英語の書く、話す→Best Teacherを中三から必須。正しい文章で対話する練習ができる。
〈算数、数学〉
テキストの右側が余白で、記述の練習をする。
小学生は中学の先取りはやらない。
図形の相似、面積比、割合、比などを重視。高校受験でも重要。中学受験でしか使わないつるかめ算や旅人算などをやらず、その分、これらの内容を重点的にやる。
スタートダッシュではなく、力を蓄える。
中二までに中学の内容を終わらせて、中三で入試実践練習。
〈国語、理社〉
教材はコアマスター。
理社はすべての単元の基礎を一年にやる。
6年、中一はは基礎。
中二は標準。
中三は応用。
小6は理社だけはとれない。
曜日は次の学年になっても変わらない。
中二で3教科が週2になるのは、一回は新しい単元、もう一回は前回の復習。
理社はとるべきか。
選択肢を広げるためにとるべき。
私立・国立は中学範囲+深い知識が必要だから早めに学習を始めるとよい。
《よくある質問》
生徒数→5年5名、6年15名、中一は30名、中三は40名3クラス。
それぞれの学年に担任がいる。
宿題の量→小学生はそんなに多くはない。質重視。中三は量重視。
《高校受験に向けて今すべきこと》
小学生から始めれば余裕のある学習。部活がないうちに始めるとよい。
一週間のスケジュールを自分でたてる。(何曜日に宿題をやるとか。)
学習習慣を身につける。
考える力(思考力、表現力)の土台を作る。